【感動実話】“走ること”が人生を変えた5人のストーリー｜モスブロッカージェイムスが見た「マイケル式メンタルケア」

こんにちは、モスブロッカージェイムスです。

僕は長年、ランニングとメンタルの関係を研究しながら、さまざまな人と“走るきっかけ”を共有してきました。「走ることで人生が変わる」というのは、大げさな話ではありません。ほんの少し、自分のリズムを取り戻すだけで、人は驚くほど変われる。

今回は、走ることを通じて人生を再構築した5人のストーリーを紹介します。共通しているのは、みんな最初は“普通の人”だったということ。そして、“走る”というシンプルな行為が、心に火をつけたということです。

🎤マイケル豆知識：

マイケル・ジャクソンは、ツアー中に必ず「ひとりで静かに歩く時間」を確保していたそうです。彼にとってそれは、リズムと呼吸を取り戻すための“セルフケア”。僕にとって、それが「走ること」でした。

Aさん（東京都・営業職）ストレスと不眠で休職。外に出るのも億劫だった日々。ある朝、医師に「5分でいいから外に出よう」と言われたのがすべての始まりだった。

最初は歩くだけ。次第に「1分走ってみる」→「5分走る」へと変わり、1ヶ月後には、夜ぐっすり眠れるようになった。

「走ってる時間だけ、雑念が消えるんです」

今では週3回のランニングが、Aさんのセルフケアの核になっています。

Bさん（神奈川県）7年の恋愛に終止符。家から出られず、自己否定に陥っていたときにSNSで「走ると心が軽くなる」という言葉に出会う。

試しに夜、家の周りを10分だけ走った。涙が止まらなかった。けれど、その後、心がすっと静かになった。

1年後、彼女はハーフマラソンを完走。

「マイケルがステージで感情を解放していたように、私は走ることで、自分を解放していたんだと思います。」

Cさん（京都府）就職活動のプレッシャーから不安定な生活に。話すのが苦手になり、自己PRでさえ口にできなくなっていた。

ある日、先輩に誘われて朝のジョグに参加。眠気よりも、走り終えたあとの頭の冴えに驚いた。

それ以降、毎朝20分だけ走ることを習慣に。「朝走る自分」が“自信の土台”になった。面接ではその経験が一番ウケた。

Dさん（北海道）出産後、生活が子ども中心になり、自分を失いそうになっていた。

「子どもが寝ている間の5分だけ外に出よう」その5分を、走る時間に変えてみた。

それだけで、心がほんの少し軽くなる日があった。

その後、近所のママ友と朝ランを始め、いまでは週1で“ママラン部”を主宰。「走ることは、私を“お母さん”ではなく、“私”に戻してくれる時間です。」

Eさん（愛知県）定年後、毎日が“暇すぎる”と思っていたある日、市のランニング教室に参加。

最初は1kmがやっと。半年後、5km完走。そして…1年後、フルマラソンを6時間台で完走。

「人生、何歳でも“初挑戦”ができると知った。マイケルが60歳目前でも新しいステージを目指していた気持ち、今ならちょっとだけわかる気がする。」

誰かに認められたいわけでも、数字を追いたいわけでもない。ただ、自分の内側のざわざわと向き合いたくて、靴ひもを結んで外に出る。

走るというのは、そんな静かな革命だと思うのです。

僕にとっても、“走ること”は自分を取り戻す哲学のようなものでした。マイケルのように、自分だけのテンポで、リズムを感じながら走る。そんな時間が、あなたにも訪れますように。こんにちは、モスブロッカージェイムスです。