ランナーはなぜ信号と戦いがちなのか|モスブロッカー ジェイムスがマイケルに学ぶ“止まる力”
- Jamie Lane
- Aug 3
- 3 min read
~交差点に宿る、静かな心理戦~
こんにちは。モスブロッカー ジェイムスです。セルフケアとしてのランニングを日々実践し、マイケル・ジャクソンの生き様にインスピレーションを受けながら走る者です。

🎤今日のマイケル豆知識
マイケル・ジャクソンのムーンウォークは、もともと「動かずに移動して見える」ことに着想を得て生まれました。——対して我々ランナーは、「止まらずに進みたい」という衝動と日々戦っています。そう、特にあれです。信号です。
🚦なぜ、あの交差点で人は闘志を燃やしてしまうのか?
🧠1.「リズムが崩れるのが怖い」説
ランニング中、人間の体は一種のリズム運動に入っています。このリズムは、心拍・呼吸・フォーム・思考のテンポを一定に保ち、「ゾーン」に近い集中状態をつくり出してくれます。
そんな中、赤信号。止まった瞬間にすべてがリセットされるあの感じ、あれが嫌なんです。
「せっかく整ったのに…」「脚が冷えてまた走り出すのが億劫になる…」
こうして、“まだ青かもしれない”という希望に賭けて加速する人が生まれるのです。
🕵️♂️2.「歩行者との無言の心理戦」説
たとえば前方に人が歩いていたとします。彼もまた、信号に向かって歩いている。
——さあ、ここでランナーの心に火がつきます。
「この人より先に信号を渡るのが、なぜか使命になってきた…!」
完全に意味のない勝負。でも勝ちたい。走り抜けて青信号を制した瞬間の、謎の達成感。あれは一体なんなのでしょう。
🧮3.「赤信号=時間のロス」という経済合理性
現代人は忙しい。走っている時間すら「有効活用」したい。そんな思いから、赤信号は**「無駄」**の象徴に見えてくる。
「この交差点、あと3秒早ければ青だった」「赤で止まったら、距離もペースも崩れる…」
無意識に時計とにらめっこし、数十秒を惜しむような精密な動きを見せるのが、我らランナーです。
🔔“信号ダッシュ”がもたらすもの
この「信号との戦い」は、実はランナーの集中力・反射神経・一時的爆発力を一気に引き出す貴重な瞬間です。
ですが——怪我、事故、疲労のリスクも高まるため、ジェイムス・マイケル式セルフケアランナーとしては、以下を提案します。
✅信号ダッシュとどう付き合うか(マイケル流)
🚦赤信号に出会ったら「呼吸の練習」に切り替える
🧘♂️交差点では軽いストレッチを取り入れる
🧠「あ、今リズム崩されたな」と気づく練習にする
信号を敵ではなく“環境”として受け入れると、心も走りも整ってきます。
🧘♂️まとめ:信号は敵にあらず、師である
交差点で慌てて走るランナーたち。その姿には、どこか哀愁と誇りが同居しています。
でも、本当に強いランナーとは止まるべき時に止まれる人間なのかもしれません。
走ることは、人生を映す鏡。信号の前に立ったとき、あなたはどうしますか?
——たまには立ち止まり、空を見上げてみるのも、悪くないですよ。
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